営業・商談⑨について

前回の続き.

B社への試乗訪問です。

以前に伺った店舗では試乗車がなかったため、連絡し試乗車のある店舗へ伺います。

そこで最初に付いていただいた担当が若い営業でハキハキ話をする方です。

試乗後に実はこの店舗で親族が最近購入したことを伝えると上司の方が出てこられ、話を引き取るような形になりました。

私としては最初に付いた若い子が良かったのですが上司なんですと言っていたので、ここは無理をせず上司の方と話を進めることにします。オプションだけで100万ほどかかったのですが、基本が他社より100万ほど安いため、ここは上乗せで行きます。

しかしこの上司が調子のいいタイプでご自身の話ばかりをして一向に前に進みません。

しかたなく希望を伝え退散することとしました。

自宅へ戻り3社の見積りと試乗した感じを書き出します。

A社より何度か連絡があり100万で下取りします、その後110万で下取りしますと魅力的な提案です。

しかしなぜ今頃になって急に値段を2段階も上げてきたのかを考えました。もちろん推測の域ですが、当初は今乗っている後継車種なのでそれほど値段をつけなくても購入するだろうと思っていたのではないかと。

その理由が下取り金額を中々提示しない、しても低い金額で提示したことから、できればこの低い提示した金額で早々に型をつけたいとの思いが見えました。100万に上げた段階で今日中に返答がほしいと焦った感じがあり他社をこれほど検討すると思わなかったのではないのでしょうか。まあA社の車を買われる方はこの車種と狙い撃ちで購入するので、まさか国産と比較するとは、との感じだったのでしょう。最初から頑張った金額を提示してくれと、どのディーラーにも伝えてからスタートしているので、このような駆け引きは今回の商談についてはNGです。当初からこの110万であれば即決していたと思います。

残念ながらこのA社はお断りしました。

最終的にC社で決定しました。長い付き合いとなるので教育の行き届いたC社であれば安心です。

今回の営業を勝手にランク付けしたところ1位C社、2位A社、3位B社となります。

B社は最大手(どこも大手ですが)なので安心していたのですが対応が一番悪かったですね。2件訪問したのですが似たような対応でしたね。まあ対応が悪くても売れる車作りをしているのでしょう。

余談ですが、B社には私の親戚が購入しましたがその前に同系列のディーラー担当者の対応が悪く、今回伺ったディーラーで購入したそうです。担当営業はいまいちだが、車種を決めていたので購入したとのことでした。

(こういうことですね、これも魅力的な製品をつくった企業努力)

やはり営業の教育は大事ですよね。

では、また次回!